白骨死体

えーと、今朝、玉砕彼女が白骨死体をみつけました。

いつものように、玄関前を玉砕彼女が掃除しています。
私は、いつもの自販機で水を買ってると玉砕彼女がタタっとやってきます。
また、たかってくるのかなぁ？と思ってると、ごそごそと、ちりとりから何かを取り出してます。
じーっと見てみると、骨です。何かの動物の頭の骨です。なぞの頭骨です。
「よく、触れますねぇ」
「軍手してますから」
と、返事が返ってきます。
いつも掃除するときは軍手はめてるんですよ。その軍手も、また私があげた物だったりするわけで。
でまぁ、いつものごとく「何飲みます？」で今日はオレンジジュースを選んでます。
買って水とオレンジジュースとなぞの頭骨持って、私は席へ。
玉砕彼女は、掃除を続けてます。
みんなが、いるんですがジュースを玉砕彼女の机に置きますよ。
ジュースぐらいだからねぇ。
その後、玉砕彼女と一緒に他の人にもなぞの頭骨見せて、最後は土の中に埋葬しに会社の植え込みへ。
もちろん、玉砕彼女と二人でね。
掘ろうとすると、網が張ってあって深くは掘れません。
掘れる範囲で掘って埋めますよ。
ついでに手を合わせて、冥福を軽く祈ります。

その後、掘る為に持ってきたハサミで、植木の剪定を。
玉砕彼女の言うがままに刈り取っていきます。
これからも、どちらかが死ぬまで共同作業していきたいです。
死ぬまで一緒、いや・・・
死んでも一緒がいいです。